私はOSを購入する時にはPro版を買っています。
Windows 8.1 ProやそこからバージョンアップしたWindows 10 Proなどです。
基本的にはHome版でも問題ないのですがリモートデスクトップ機能だけはどうしても必要になります。
Home版はリモートデスクトップのホスト機能が付いていません。
特にサブマシンに入れるOSほどProがいいです。ディスプレイを切り替えなくても操作ができるためです。
今回、DG-STK1のWindows 8.1をバージョンアップしたのですがHome版です。
なのでリモートデスクトップが使えないのがちょっと不便です。
そこでリモート操作用のソフトを入れてみました。
VNCという昔ながらのソフトもありますが、今回はTeamViewerというのを入れてみました。
もともとはインターネットを使用した保守などを目的にしているのですがローカルでも使用できます。
なおソフト自体は個人目的であれば無料で使用できます。
準備としてはリモートする側とされる側(ホスト)の両方にソフトをインストールします。
特にホスト用、リモート用などの違いはなく同じソフトでいいようです。
ホスト側ではパスワードも登録します。
ローカルのみで使用する場合は設定画面で変更が必要です。(変更しなくても接続は可能)
[その他]-[オプション]で設定画面を開きその中の[全般]を開きます。
その中の[ネットワーク設定]の[受信LAN接続]という部分を変更します。
設定値の意味がよく分からないのですが以下のようになっています。
[非アクティブ化済み]・・・既定値。LAN接続は使用できずローカルでもインターネット経由になる。
[同意]・・・LAN接続とインターネット接続の両方を使用可能。
[同意のみ]・・・LAN接続のみ使用可能。「TeamViewerのネットワークに接続しないで、IPでのみアクセスできます」という説明あり。
当初の目的はLANでのリモートなので[同意のみ]を設定しました。
すると起動画面の使用中のIDがIPアドレスに変わります。
右側のパートナーIDにリモートしたいホスト端末のIPアドレスを入力します。
この時、パスワードを聞かれますがこの画面にあるパスワードではなく、インストールしたときに入力したパスワードで接続できます。
Windows標準のリモートデスクトップよりは若干動作が遅いですがそこそこ快適です。
ローカルでPC Anywhereを使用したことがある方から見れば非常に快適です。
なお、このソフトは最初に書いた通り外部から接続することが目的のソフトです。
友達などに知らせるパスワードは初期設定だと6文字とちょっと不安です。
外部からの接続を考えている方はセキュリティ設定でレベルを「非常に安全(10文字)」に変更することをお勧めします。
少し落ち着いたら出先からの接続も試してみようと思います。
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