たまにはまじめな話も書いてみようかな。

マイナンバー制度、正式には「社会保障・税番号制度」というらしいです。
(将来的には銀行口座にも紐づく予定もあるらしいが、この名称でいいのだろうか?)

平成27年10月から住民票を有する方1人1人に12桁の番号が通知されます。
平成28年1月から、社会保険、税、災害対策における法律の範囲内で使用されます。

認知度は6月末くらいで60%くらいのようです。(理解度とは別)→参考

分からないといって周知が足りない、というのはやめましょう。
自治体のホームページに詳しく書かれています。あと社労士のホームページも詳しいです。
私も自分の住んでいる自治体のホームページを読み、分からないことがあったら問い合わせフォームで問い合わせたりしています。
夜中に問い合わせたら、翌日の10時くらいに電話がありました。迅速すぎます(笑)

恐らく皆さんが心配しているのはセキュリティ面でしょう。
個人的な思いですが「システム面」は問題ないと思っています。これは番号が収められているシステムのことです。
もちろん絶対はありませんが。

私が心配しているのは「運用する人間」です。
セキュリティがしっかりしている=運用に手間がかかる、ということになります。
年金番号みたいに、ずさんな運用ではいくらシステムがセキュリティに守られていても意味がありません。

マイナンバー制度に伴って法律も整備されており、流出させると罪に問われることになります。
申し訳ありませんと誤ったり、クオカードを配布すればいいという訳ではありません。
執行猶予無しなのでかなり重い部類になります。(年金番号のようなことがおこれば逮捕者がでます)
ちなみに役所の人だけでなく、会社の人事部など方にも重く圧し掛かってきます。大変です。

万が一流出してもマイナンバーと税関係の番号の紐づきは別管理なので問題ないとされています。
世の中には絶対ということはありません、ですので流出した時に被害を最小に留める事を考える必要があり、
一応、考えられているようです。

さて、マイナンバー制度ですが多額の税金が掛かっているわけですから便利に利用していものです。
平成28年1月から希望者に個人番号カードが配布されます。
写真付きなので身分証としても使用できます。
このカードですが申請しないともらえないのですが、住基カードとは異なり最初は無料とのことです。
国の予算の問題なので無期限で無料ではないらしいので必要と思われる方は早めに申請するといいでしょう。
これに伴って住基カードの発行は停止されるようです。

なお、身分証になるといってもマイナンバーを見せるのはやめましょう。
最近は免許証を見せ免許証番号を控える場面が多いと思います。
同様にマイナンバーを控えた場合、それは「違法」です。
マイナンバーの利用目的はあくまで社会保険、税、災害対策だけです。
気を付けましょう。
見せた側は逮捕される事は無いでしょうが無闇にマイナンバーを教えるべきではありません。
無知な店長がバイトに強制させているなどありそうで怖いです・・・

余談ですが、マイナンバーのキャラクターって知っていますか?
公式サイトにありますが、ウサギが1という番号を持っている絵です。CMもやってますよね。
当ホームページでもこのキャラクターを載せようと思ったのですが、利用制限がありました。
悪用されるのを防ぐためだと思いますが、一般の人も利用できるようして周知させた方がいいような気がしますが仕方ないです。

 

※当ページに書かれている事は日々変わる可能性があります。詳細は各自治体のホームページなどを参照してください。